<メモ>肌の代謝と肌荒れ
気になったこと
・肌はなぜ荒れるのか、そして綺麗な肌でいるためにはどうすれば良いか。
調べること
・肌の代謝の正常と異常を知る
・肌荒れの対策を知る
肌の代謝
・肌は一定のサイクルで生まれ変わる。
・この肌の代謝の仕組みを「ターンオーバー」と呼ぶ。
・ターンオーバーは約6週間のサイクルで起きる。
・皮膚は表層から、表皮、真皮、皮下組織からなる。
・ターンオーバーは表皮で起こる。
・表皮はさらに表層から角質層、淡明層、顆粒層、有棘層、基底層の5層からなる。
・基底層は幹細胞で、表皮を構成する大部分の細胞に分化し、最後には最表層にある角質層になる。
・やがて角質層の細胞は垢や古い角質として剥がれ落ちて、基底層で生まれた新たな細胞と入れ替わっていく。
・この繰り返しがターンオーバーの仕組み。
肌荒れの原因
・ターンオーバーの乱れ
・ホルモンバランスの不調
・バリア機能の低下
ターンオーバーの乱れ
・ターンオーバーの乱れは肌荒れと密接に関係する。
・寝不足、ストレス、疲労、タバコ、過量のアルコール、運動不足、無理なダイエット、食生活の乱れ、冷え性、就寝前の飲食・飲酒、便秘などが関連することが多い。
・紫外線や乾燥などの外部からの肌ダメージ。
ホルモンバランスの不調
・生理前に肌荒れしやすい。
・生理前は卵胞ホルモンが減り、黄体ホルモンの方が多くなる。
・黄体ホルモンは、男性ホルモンと類似した働きがあり、皮脂の量が増え、顔が脂っぽくなったり、毛穴が詰まりやすくなったりする。
バリア機能の低下
・肌の油分と水分のバランスが崩れるとバリア機能が低下し、肌荒れの原因となる。
・熱いお湯での洗顔や、タオルでの摩擦などの直接的な刺激に注意。
・紫外線、PM2.5などによる環境的な刺激にも注意。
肌荒れの対策
・基本となるのは食事、運動、睡眠。
・栄養はバランスよく摂取する。
・特にターンオーバーやホルモンバランスを整える、ビタミン類、鉄分、肌細胞を作るタンパク質などを意識すること。
・ビタミンB(2,6)、C、A、E、鉄分、タンパク質。
・有酸素運動による血液の流れを促進することは、毛細血管の隅々にまで十分な酸素と栄養を行き渡らせる。
・発汗の促進により肌の水分増加、毛穴に詰まった余分な皮脂の排出。
・夜更かしは避け、成長ホルモンが多量に分泌される時間と、ターンオーバーが活発になる時間を考慮し、22時までには就寝することを心がける。
・寝不足になると交感神経が優位に働く。
・交感神経は男性ホルモンを活発にする作用がある。
・睡眠の量だけでなく、質にも配慮し交感神経が優位に働くことを避ける。
・バリア機能を保つため、保湿を心がける。
・場合によっては、サプリメントを使用し、ビタミン、ミネラルを摂取する。